ふたご座流星群2019仙台の穴場観測スポットは？見える時間も！

冬の夜空に浮かぶ兄弟星座のふたご座。
2019年も例年と同様、ふたご座の1年に1度の祭典であるふたご座流星群が見られます。

今回は仙台でふたご座流星群が見える時間とおすすめ観測スポット、穴場スポットをご紹介します。

仙台の街中は明かりが多いので観測が難しいと思ってはいませんか？
もちろん、街中では見えづらいのですが、仙台でもちゃんとふたご座流星群を楽しめる場所があります。

夜空に舞い散る流れ星を是非、素敵なお相手と一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

ふたご座流星群とは

ふたご座流星群は数ある流星群の中でも特に明るい流星群のひとつです。
例年、12月14日の晩に夜空全体で見られます。

例年、1時間あたり20個前後の観測となっています。

雲が少ない場合や月が新月の場合など、条件が良いときは、1時間に50個から60個ほども観測できることもあります。


活動期間は12月5日頃から12月20日頃。

極大日は例年12月14日前後で、最も観測し易くなっています。

ふたご座流星群を仙台で見える時間は？

先の説明にて、ふたご座流星群の極大日が12月14日前後だとお伝えしました。
2019年においても、12月13日から10月14日にかけてが最も見頃の日となるでしょう。

それでは、見える時間がいつくらいになるかと言いますと・・・

「12月14日の深夜から15日の明け方にかけて」が見える時間となります。
基本的には深夜から明け方というと当たり前ですよね。

では、この時間帯におきましてピークの時間がいつ頃になるかと言いますと・・・


というのも、2019年12月14日ではお月様の状態にも考慮する必要があります。
また、仙台では夜遅くまで街明かりが消えません。

そのため、夜の光が薄れていく時間帯から月が沈んで太陽が昇ってくるまでの、
3時頃から3時過ぎにかけてがもっとも見えやすいピーク時間となると思われます。

仙台に限定せず、比較的大きな街では同じような時間帯がピークになるでしょう。
2時から3時ともなると電車は動いていない時間帯になります。

観測には車で行くのが良いと思います。

ふたご座流星群の仙台での穴場・おすすめ観測スポットは？

それでは最後にふたご座流星群を仙台で見るための穴場・おすすめ観測スポットをご紹介します。
穴場と言っても情報が知れ渡りすぎて定番になってしまっている場合もありますのでご了承ください。

みちのく杜の湖畔公園

みちのく杜の湖畔公園は仙台の中心部から車で40分ほどの距離にあります。
駐車場が広く、キャンプ場も併設しています。
春先にはロックフェスも催される広大な公園です。
四季折々の花が咲き、バーベキューなども楽しめるため、休日には家族連れで混雑しています。
アクセスも良く、山の麓にあるため坂を登る必要もなので、オリオン座流星群観測にピッタリです。
街明かりからは遠いため星空を観察するのにはちょうど良い場所です。
(ライトアップの場所からは離れた方が良いですが)

泉ヶ岳

出典：https://sendaina.exblog.jp/20195466/

仙台市内から一番近い山です。標高は1175ｍあります。
泉ヶ岳からは夜には仙台市内の夜景が遠くに見えます。仙台市内から近いですが、明かりがあまりないので天体観測にはもってこいの場所です。
特に夏は市内よりも気温が低いので星空の下で夕涼みができます。秋には紅葉がきれいです。スキー場もあるため、冬も除雪された道路を車で走って行ってきれいな星空を楽しめます。

蔵王 御釜園

山形県と宮城県の県境に跨る「蔵王」は標高が高く、光害の影響も少ないため満天の星空を楽しめる穴場スポットです。
昼間は御釜が観光地ということもあり多くの観光客でにぎわいますが、夜になるとまた別の絶景を楽しませてくれます。
冬季は道路が閉鎖されてしまうため、夏場～秋口にかけてがおすすめです。
個人的にポイントが高いのが、標高が高い故に虫が少ないこと。真夏でも、虫が苦手な女性を連れていても安心して星空観測に夢中になれます。

四方山

出典：https://www.ebi-photo.com

四方山は宮城県の南部、亘理郡亘理町と山元町、角田市にまたがる272ｍの山です。
あまり高くはないですが、小さな展望台からは太平洋と角田市内がパノラマ写真のように見られて壮大です。
山頂近くまで車で行けるので便利！
日中は海と山を一望できます。
天気が良ければ仙台の街並みも見られます。
夜には眼下の町の明かりをあまり気にせずに天体観測ができえるのでオリオン座流星群観測にピッタリでしょう。

釜房ダム

出典：http://fanblogs.jp/torema/archive/5/0

釜房ダムは仙台からほど近い場所にありますが、街明かりも遠く天体観測には良い場所と言えます。
360度の大パノラマとはいかないまでも、空は広く見えます。
新月や、雲の少ない日には星空を撮影しようと訪れるカメラマンも多く見かけます。
近くにコンビニもあるため不便さは感じません。
場所が広いので人気の少ないところで星を見上げるのがオススメです。

おわりに

今回はふたご座流星群が仙台で見える時間や穴場・オススメ観測スポットをご紹介しました。
例年、12月13日から14日の晩にかけてが極大日となり、その中でも2時頃から3時くらいが観測しやすいピークの時間になるでしょう。

また今回ご紹介しました穴場・オススメ観測スポット以外の場所でも、街明かりが少なければ観測することは可能です。
仙台以外でも同様に、街明かりが少ない場所ならどこでも見えやすいかと思います。

ふたご座流星群は例年、1時間に20個程度の見られるようになっていますが、タイミングが良ければ短時間で続けて見られるかもしれません。

こればっかりは運次第とも言えますが・・・

ただ、観測にいかれる際は防寒対策をしっかりと行うようにしましょう。
体調に異変があった場合はただちに観測をストップし、帰宅するようにしてくださいね。

ふたご座流星群のオススメ情報はこちらも参考ください。

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