04 Limited Sazabys・キリンレモンのうたの歌詞の意味や解釈は？

『キリンレモンのうた』は甘酸っぱい学生時代の青春を感じさせてくれる1曲となっています。

キリンレモンのCMでは、佐久間由衣さん演じる第一弾の主人公と、坂東龍汰さん演じる第二弾の主人公。
この幼馴染の二人が、地元で偶然再会するところでストーリーがはじまります。
その瞬間フラッシュバックしたのは、二人がまだ子どもだった時の記憶・・・
“あの頃”きみはどう思ってた？

初恋。
淡い恋。
手を繋いで歩いたあの日。

色んな思いがストーリーに詰まったキリンレモンのCM。
フォーリミのハスキーボイスがCMの映像に非常にマッチしています。

歌詞の中の
「自然と不思議と君がいると嬉しかった
好きとか嫌いとか考えたこともなかった」

という部分。
これは佐久間由衣さんと坂東龍汰さんのどちらのセリフ？
と明確にはしていませんが、十中八九、”お互い同じ気持ち”であると感じます。

言葉にはしないけど、二人が同じ思い。
好きとか嫌いとか、そんな感情を抜きにして、ただただ一緒にいるのが当たり前だけどそれが嬉しい。

歌詞からはそんな二人の心情が捉えられます。

そして歌詞のラストにある、
「さよなら　あの日の気持ち
ありがとうもう行かなきゃ　いつかまた会えるかな
答え合わせは出来ないけど
あの夏の　あの夏の　透明なままで」
という部分。

これも二人の言いたくても言葉に出ない、素直な感情が詰まった歌詞だと思います。
好き。
でも言えない。
でもまた逢いたい。

そんな夏の思い出がたくさん込められた曲ですね。
なんだか懐かしい曲調とフォーリミGENの声が、主人公二人の淡い恋を後押しするような感じに聴こえます。

”キリンレモンのうた”は言うまでもなく青春そのものという曲でしょう。

この夏、何度も聴きたくなる1曲。
CMソングで終わらせるにはもったいない1曲。
目をつぶると自分自身の青春時代を思い出したくなるような1曲だと思いました。